admin

株でも何でも「下がったところで買い、上がったところで売る」簡単な作業です。でも実際は難しい。

2021/02/18

投資初心者向けの基礎知識

t f B! P L
極論を言うと、やってることはめちゃくちゃ単純なんですよね。

株でも何でも「下がったところで買い、上がったところで売る」、これだけ。この繰り返しですから。

理屈の上では、それだけの話なんですよね。ただ、実際にやってみると、これがもう、全然できない、っていう。


100円のモノが50円になった時に買い、150円になった時に売る。それだけ。それだけの話なのに、実際にやってみるとできない!

これ、ホント不思議ですよね~。

めっちゃ分かってるんですよ。頭では分かってるんです。

下がったところが買いのチャンスで、上がったところが売りのチャンスなんです。

でも、実際にお金を動かすとなると、どうもね~、平常心ではいられないんすよね。

例えば。

100円だったものが50円まで値下がりした時、それを観ている人の心境って、大半の場合「きっとまだまだ下がるんだろうな~」みたいな感じですよね。

普通の人間は、どんどん価値がなくなっていくものを仕入れる気には、なれないんですよね。


投資の世界では「落ちてくるナイフはつかむな」という格言なんかもありますし、今まさに、価値が目減りしているコンテンツに、自分のお金をつぎ込むってのは、感覚的には、なかなか難しいんですよね~。

実際、下がったところで買った銘柄の価値が、その後にまた上昇する、という保証など、どこにもありませんし。

だから、怖いんです。自分が投資したお金が、自分が買った株が、ゴミ同然になってしまうリスクを考えると、最良のタイミングで買うのも売るのも、難しくなっちゃうんですね~。


また「頭と尻尾はくれてやれ」という格言もありますね。

本来であれば、一番下がったところで買い、一番上がったところで売るのが、最も利益が大きくなるわけですが、どこが一番下で、どこが一番上なのかなんて、誰にもわからんですからね。

「ここが一番下っぽいな」とか、「ここが一番上っぽいな」とか、しっかり確認してから、安全を確認してから、売り買いしましょう、ってことですね。

多少の利益は逃すことになったとしても、セーフティーに安全第一で行きましょう、みたいな。

「頭の部分としっぽの部分は、GETできなくてもいいや」くらいのスタンスで臨みましょう、ってことですね。


シミュレーションするだけの場合と、実際に自分のお金を注ぎ込む場合では、全然違う。判断が鈍ったり、間違ったり。だから投資は面白い。

株価のグラフを見ながら、「もしも今、自分が100万円投資するなら・・・」みたいに、お試しでシミュレーションしたときは、めちゃくちゃ上手に売り買いできていたのに、いざ実践、実際に資金を自腹で投資するとなると、全然上手くいかなくなる、という例があるらしいですね。

非常~に面白いですね~。

畳の縁で「綱渡りごっこ」をしてるときは上手にできても、地上100Mの綱渡りでは、足がすくんで前に進めない、平常心を保てない、バランスを崩してしまう、なんてことになるのと、同じかもしれませんね。

投資する金額が多くなればなるほど、平常心ではいられなくなる。動揺して、正しく判断できなくなる。


これはもう「慣れ」しかないような気がしますね。実践あるのみ。経験を積むしかない。

最初のうちは、少ない金額でもいいので、実際に投資してみることですね。

少額なら、勝つにしろ、負けるにしろ、たかが知れてますから。

でもね、最初のうちは、たった100円負けただけでも、「うわ~っ!」って、けっこう動揺すると思います。

ぶっちゃけ、私は最初、50円の負けでもけっこう凹みました。

「こんなの楽勝でしょ、負けるわけがない」とか、「勝って当たり前」くらいのノリで挑戦してしまうと、負けた時に、めちゃくちゃショックがデカいです。

負けること、資金が減ることを想定していないと、ダメージがデカいです。

人間は、想定外のことが起こると、平常心を保つのが難しくなりますから。

だから、あらかじめ、想定しておくのです。あらゆるケースを「こんなこともあり得るな」と身構えておくことです。

そのためには、ある程度の実践が必要になってくるわけですね。

場数を踏めば踏むほど、様々なケースを経験すればするほど、動揺することやパニックになることは少なくなると思います。


ちなみに今、そろそろバブルが崩壊するんじゃないか?みたいな意見をチラホラと見かけることが多くなりました。ということは・・・

今がバブルの状態なのか、バブルではないのか、それはともかくとして。

もし仮に、この先、株価の暴落があるとすれば、それはそれで、「買いのチャンス」である、ということですね。

「下がったところで買い、上がったところで売る」、それが鉄則なわけですから。

めちゃくちゃ分かりやすく、ガツンと下がってくれたら、買い時がめちゃくちゃ分かりやすい、ということでもあります。

悲観で買う、楽観で売る」という言葉もありますが、バブル崩壊で世間一般が阿鼻叫喚の地獄絵図状態になるとすれば、それは投資家にとっては「絶好の仕込むチャンス」だったりするわけですね。


そろそろチャンスかもしれませんね。

様々なリンク集

twitter(@okanetw)

このブログを検索

ブログ アーカイブ

QooQ